本記事では、30代になってからの英語の学習方法について紹介していきます!
30代は、会社の中でも主力となってくるころです。
責任ある仕事も任せられるようになってきますね。
自分の能力を高める為に、英語の学習を考えられる人も多いと思います。
会社から昇進の為にTOEICの点数を求められている人もいるのではないでしょうか?
英語の必要性は感じているものの、「いまさら英語を勉強して、身に付くものなのだろうか?」と不安に感じている人も多いと思います。
本記事は、30代になって英語の学習に興味を持っているものの今から間に合うか不安に感じている社会人の方に向けて記事を書いています。
結論からお伝えします。
30代からの英語学習
30代から英語の勉強を始めても十分に仕事で使えるレベルに到達できます。
30代の英語学習で気を付ける事は2つあります。
◆ 学習計画をしっかり立てる
◆ TOEICと英会話の両方を学習する
私は、社会人になって初めてTOEICのテストを35歳の時受験して350点でした。
悪くても400点台と思っていたので、かなりの衝撃を受けました。
このままではいけないと思ってTOEICとオンライン英会話で学習を始めました。
TOEICは720点となり、30代の最後に外資系企業に転職に成功。
今では英語に触れる環境で働いています。
過去の自分の経験を元に、勉強の内容や勉強の仕方を紹介していきますね。
30代の世代の特徴を知り、学習計画を立てる
30代になると、会社の中でも中堅の扱いとなり、主力となって働く世代です。
部下を持つ事も多いですし、責任ある仕事を任せられていることも多くなってきます。
自分の予定よりも、仕事の予定を優先せざる負えない状況も多々発生します。
日常的な予定に惑わされることがないように、短期的ではなく長期的な視点を持って学習計画を立てる必要があります。
仕事と英語の勉強を両立するために、1日に2時間ほどの学習を目標としましょう。
TOEICの点数を100点あげるのに必要な学習時間は、200時間程度と言われます。
1日2時間で、1ヵ月60時間、1年間で720時間の勉強時間を確保することで、TOEICの点数を300点ほど上げることができる計算になります。
若い時のように短期で結果を出すのではなく、年単位で考えた方が結果として長続きし、目標を達成することが出来ます。
毎日勉強することができなくても大丈夫です。
英語の学習は、少し勉強をやめたからと言って、点数が落ちることはありません。
実際、私も仕事の忙しい時は、1ヵ月単位で学習を中断していました。
学習を続けていく上で重要なことは、中断期間ができたとしても、日常が戻れば学習を再開できるように習慣化しておくことです。
TOEICで実力を示し、英会話で仕事に耐えうる実力をつける
英語学習と言えば、TOEICが思いつく人も多いと思います。
勘違いしてはいけないのは、TOEICで高得点をとっても英語が話せるようにはならないということです。
だからと言って、TOEICの学習には意味がないという事ではありません。
例えば、自分が英語の仕事を誰かに任せようと思った時にどちらを選びますか?
Bさん:私はオンライン英会話で1年間勉強しています
既に実力を知っていれば別ですが、転職の時など相手の事が分からない時は特にTOEICの点数が評価されます。
TOEICは、誰もが分かる客観的な指標になるからです。
オンライン英会話を1年続けても、頑張り度合いが人によって異なってしまう為、評価がしづらいからです。
仕事で使える英語を話す為には、次のステップが必要です
① 英語を使う仕事の機会が与えられる
② 現場で試行錯誤しながら英語力を身に付けていく
最初の①をクリアする為に、TOEICの点数が必要となります。
客観的に評価されるTOEICの点数を取ることで、「仕事を任せてみるか」となり、②のステップに進むことができます。もちろん、TOEICの勉強を通じて、基礎的な英語力を身に付けることができます。
先ずは、チャンスを得る為の方法としてTOEICの学習から始めることをおすすめします。
TOEICの点数が600点ほど取れるようになってきた所で、実践トレーニングとして英会話を始めると良いと思います。
英会話は、オンライン英会話がおすすめです。
英語の勉強の仕方
本を使った学習から始める
たくさんの通信講座や学習用のアプリがあります。
英語学習におすすめの通信教育、アプリもありますが、まずは本を使っての勉強をおすすめします。
最初の目的は、英語の勉強そのものより、学習することを生活の中に定着化させることです。
余計なプレッシャーをのぞける書籍を利用して、英語学習をスタートさせましょう。
短い時間でも進められる、英単語と文法から始めるのがおすすめです。
2つの参考書は、TOEICの学習では超有名な2冊です。
最初に使うテキストとしては間違いないです。
1,2か月ほど経って、英語学習に慣れてきたら、本格的な学習を進める通信講座や学習用アプリの検討を始めます。
TOEICの学習に利用するアプリは、スタディサプリがダントツで使いやすいです。
このアプリ1つで、TOEICの全ての問題を網羅することが出来ます。
お試し期間もあるので、気になる方は是非使ってみて下さい。
アプリの良さを直ぐに実感できるはずです。
スタディサプリのレビューもこちらの記事にまとめているので、参考にしてみて下さい。
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学習記録をつける
ダイエットのコツには体重や食事の記録、貯金のコツには「使った金額の記録」など、目標達成のために記録をすることがすすめられます。
学習も同じです。記録を付ける事が重要です。
Excelで勉強した時間を記録するだけでも十分です。
TOEICの点数は、右肩上がりで上がり続ければ良いですが、伸び悩みの時期もあります。
そんな時にExcelに積みあがる時間が、自信と継続する勇気を与えてくれます。
TOEICの試験を定期的に受験する
定期的に試験を受けることで、試験に向けて勉強の計画が立てやすくなります。
本当の試験でなくても、自宅での模試でも構いません。
私は、半年に1回のTOEIC試験と、半年に1回の自宅での模試を交互に行っていました。
例)3月:TOEIC試験 6月:自宅で模試 9月:TOEIC試験 12月:自宅で模試
朝の時間を有効活用して英語学習を習慣化する
会社の主力として働く30代は、夜まで仕事で忙しいことも多いです。
夜に勉強をすると、急な予定が入って勉強できない日が出てくる可能性が出てきてしまいます。
これでは、勉強の習慣化が難しくなります。
おすすめは、朝に学習することです。
最初は大変かもしれませんが、慣れてくると有効に時間を使うことができるようになります。
まずは、出社前に1時間、退社後に1時間の学習で初めて、慣れてきたら朝2時間学習する
生活に移行していきましょう。
30代からの英語学習まとめ
30代から始めても遅いなんてことは全然ないです。
30代の特徴として仕事も充実している頃であり、何も対策をしないと学習の時間を取れなくなることが、この世代の1番の課題です。
学習計画を立て記録を付けること、想定外の予定が入りづらい朝の時間に学習することがカギです。
大変であることは間違いないですが、そのリターンも大きなものです。
思い立ったら吉日、先ずは学習の1歩目を踏み出して下さい。