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600点を目指す人でTOEICの時間が足りない人の対策方法

本記事では、TOEICの試験を受けて時間が足りない人の対策を解説していきます。
特に600点を目指す人に向けて対策を説明しますよ!

TOEICの試験を受けてみて、時間が足りなかったと思う人は多いと思います。
Readingの最後は、塗り絵になってしまった経験は誰にでもありますよね。

時間が足りない人は、次のような悩みを抱えていると思います。

・時間内に全ての問題を解くためには、どのように学習すれば良いのか?
・効率よく回答する為のコツはあるのか?

本記事では、600点を目指している方で、Readingの時間が足りない人に向けて記事を書いています。
結論からお伝えします。

TOEICの時間が足りない人の対策

600点の到達までは、全ての問題を解けるようになる必要はありません。解ける問題を確実に解きましょう。

同じ1問でもPartごとに使える時間が異なります。時間配分を気にしましょう。

具体的な内容について、解説していきましょう。

時間内に全てを解かなくてはいけないと考えるのは間違い

600点を目標とした時に、全部の問題を解いてその6割を目指すと考えていませんか?

全ての問題を回答し、確認する時間まである試験が世の中では多いですね。

子供の頃は、全部解いたら確認するように先生に言われたことのある人も多いと思います。

テストは、基本的にすべて回答するものだと考えている人も多いと思います。
TOEICも、この考え方で受けると失敗します。

資格のテストの多くは、合格基準の点数を超えることを目的とします。
それに対して、TOEICは、同じテストの問題で目標とする点数が人によって異なります。

1つのテストで990点を目指す人もいれば、600点を目指す人もいます。

その為、テストの問題の中には990点を目指す人が正解しないといけない問題と、600点を目指す人が正解しないといけない問題が混在しています。

試験問題に、「これは990点の人用の問題です」と書いてあれば、後回しにしようと思いますよね?

実際には書いていないので、全て問題を解かなくてはと考えてしまうわけです。

問題の難易度を理解し、難しければ後回しにする、とりあえず塗り絵しておくということが重要です。

TOEICのReadingは、100問の問題から60問の解ける問題を探し出し、確実に正解することが最も重要です。

前半に難しい問題があった場合、時間が足りなくなって後半の解ける問題の時間が足りなくなってしまっては意味がありません。

テストの問題の順番に難しくなるわけではないですから、特にPart7の読解問題は分からなければ次の問題に移ることも重要です。

問題を解くことの前に、問題の難易度を見極めることもTOEICの試験では重要です。

回答する時間配分に気を付ける

Readingは、文法や単語の問題であるPart5、文法や単語と長文理解を求められるPart6、長文読解のPart7で構成されています。

100問を75分で解きますが、1問にかけられる時間は異なります。
長文読解は、英文を読み理解する時間も必要になるので、当然時間がかかります。

出来るだけPart5とPart6を早く解き、長文に使える時間を増やすことがTOEICの点数を上げるコツです。
次のような時間配分が理想です。

Part5:12分(30問) 1問:24秒
Part6:12分(16問) 1問:45秒
Part7:51分(54問) 1問:56秒

Part5,6の中には、問題をみて5秒で解ける問題もあるので、全てが24秒で解くわけではありません。
あくまで目安です。

Part5を12分で解く、Part6を12分で解くことを目標とします。

Part7は、長文を読んで難しそうと思ったら、後回しにして回答できる問題から順に回答していきましょう。

英語力をつけることとTOEICのテクニックを覚えることが重要

TOEICの得点を挙げるには、当たり前ですが英語力をつけていくことが重要です。
それに加えて、TOEIC特有のテクニックや解き方を身に付けていくことが重要です。

これまで、お伝えしたようにTOEICは基本的に時間が足りなくなるテストです。

正確に回答することに加えて、如何に早く解くかという事が大事になってきます。

①Part5,Part6の対策

どの問題も1分以内での回答が必要ですし、内容によっては10秒以内での回答が求められます。

問題のパターンが無限にあるわけではないので、問題のパターンに慣れていくことが重要です。

英文全部を読まなくても、空欄の前後を読むことで回答できるような問題もたくさんあります。

問題を見た時に、出題者がどのような意図で問題を作っているのか理解できるようになる必要があります。
TOEICの学習には、スタディサプリをお勧めしています。

ただ、文法を集中的に学習したい人にとっては、もう少しパターン別に集中的に学習できる方が良いと感じています。

私自身TOEICの学習はスタディサプリを使っていますが、文法だけは1冊別に用意しました。

英単語で有名な「出る単特急 金のフレーズ」の著者が出版しているこちらの本は、出題のパターン別に整理されて学習することが出来ます。後半は、文法だけの模試が13セットも付いています。

出題のパターン別は、トレーニングと実践編に難易度も分かれていて、とても使いやすいです。

何より収録されている問題が1049問にもなります。
これだけで、文法対策は十分な量になります。

②Part7の対策

Part7の長文は、とにかく早く長文を読むことが重要です。
長文を早く読むようになるためには、スピーキングが有効ですよ。

スピーキングとは、長文を声に出して読むことです。
注意するのは、長文を読みながら、その状況をイメージすることです。

思考の流れとして、「英語→日本語翻訳→理解する」では時間がかかってしまいます。

情景を思い浮かべながらスピーキングすることで「英語→理解する」の流れに変えることで、理解のスピードが劇的に上がります。

英語を読む時は、後ろから読むと習った人もいると思います。
そうではなく、前から順に英語を理解するための訓練が、スピーキングです。

順番としては、先ずは精読して文章の作りや内容を理解します。
その後は、理解した文章を何度も読み込みましょう。

全部を読まなくても回答するTOEICのテクニックがあったりしますが、おすすめ出来ません。

上手くはまって、高得点が取れても実力が伴わない点数になってしまうからです。
ある程度時間はかかっても、愚直に英語力を上げる方が早道になります。

TOEICで時間が足りない対策のまとめ

ある程度点数が上がってこないと、時間が足りない状況は続きます。
TOEICの試験で重要なのは、次のサイクルを回すことです。

① 解いた問題を確実に解く
② 解く時間のスピードアップする
③ 解ける問題が増やす

必殺技のようなものはなく、着実に日々練習を繰り返すことが結果的には早く点数を上げられます。

TOEICは人気の資格なので、たくさんの書籍や通信講座も多くあります。

あまり、色々と手を付けることなく、選んだ教材を集中して長く続ける方が良いですよ。

小手先のテクニックを教える教材でなければ、それぞれのアプローチで英語力を上げる方法が考えられています。

途中で色々と変えてしまうと、流れに乗る前に、やり直しになってしまうからです。
選んだ教材は、1回だけでなく繰り返し解いて自分の知識に変えていきましょう。

私のTOEIC学習のおすすめは、スタディサプリです。

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