評価されるTOEICの点数について紹介していきますよ。
TOEICの勉強をするのだから成果が出たら自慢したいし、評価もされたいですよね。
頑張ってきたことを認められたいと思うのは、当然のことだと思います。
でも、TOEICは、合格・不合格が出る資格ではありません。
こんな疑問を持つ方も多いと思います。
◆ TOEICの点数は、何点取ったら自慢して良いのだろう?
◆ TOEICの点数が評価されるのは何点からだろう?
本記事では、TOEICで何点以上取ったら自慢することが出来るのか疑問を持たれている方に向けて記事を書いています。
結論からお伝えします。
評価される点数
◆ 履歴書で評価される点数は、600点以上です。
◆ 役職昇格時に求められる点数は、700点以上です。
◆ 自慢できるTOEICの点数は・・・残念ながらありません。
具体的な内容について、紹介していきますね。
目標としてTOEICの点数を決めることは重要ですが、まず、勉強を始めてみましょう。
TOEICの学習なら、間違いなくスタディサプリがお勧めです。
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評価されるTOEICの点数
TOEICで評価される点数は、置かれている状況によっても変わってきます。
3つの状況について、評価されるTOEICの点数を紹介します。
◆ 新入社員で入社する時
◆ 中途入社で入社する時
◆ 昇格する時
TOEICを運営しているIIBCは、英語活用の実態調査を行っています。
そのアンケート結果から、会社が社員に期待しているTOEICの点数を確認することができます。
対象 | 期待する得点 |
新入社員 | 535点 |
中途社員 | 560点 |
技術部門 | 560点 |
営業部門 | 575点 |
海外部門 | 590点 |
海外部門を除けば、全て500点台になります。
新たに会社に入ってくる社員と言う事であれば、新入社員も中途社員も求められる点数は、大きく変わりません。
次に昇格時に求められるTOEICの点数です。
役職のレベルによっても変わりますが、450点~600点がTOEICで期待されている得点です。
(一部、商社などで700点となっています。)
TOEICで700点取っておけば、間違いなく会社から評価されるということになります。
新入社員に対して535点を求めるのに、役職者には450点~というのも不思議な感じがしますね。
今までの社員には英語を求めてこなかったけれど、新入社員には英語のスキルの重要性が増しているという事の表れかもしれませんね。
実際、アンケートの中で82.6%の会社が、今後の重要なスキルとして英語を上げています。
詳細については、こちらの調査結果を参考にしてみて下さい。
参照元:IIBCの英語活用実態調査
TOEICの点数は、残念ながら自慢できない
毎回TOEICのテストで点数の分布が発表されます。
実施会によってバラツキはありますが、だいたい600点前後です。
詳細は、IIBCのサイトを参照してみて下さい。
公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|【公式】TOEIC Program|IIBC
この分布を見ると600点取れば、英語の実力が真ん中と思うかもしれません。
しかし、表の見方には注意が必要です。
600点が実力の真ん中という考え方は、間違っています。
なぜなら、英語を話せる人は、TOEICの試験を受けないからです。
TOEICの試験を受けている人は、基本的に英語学習をしている人の中での数えた順位です。
TOEICのテストには、「公開テスト」と「IPテスト」の2種類があるのを知っていますか?
公開テストはTOEICを運営するIIBCが開催するテストです。
公式のテストなので、獲得した点数に対して公式の認定証が発行されます。
また、点数の分布が公表されます。
一方、IPテストは、学校や企業が職場で実施するテストです。
こちらは、一般には公表されません
公式の認定証がいらない人は、社内のIPテストで結果を確認する人も多いのです。
私は、650点で外資系企業に転職しました。
転職前は、周りから650点凄いねと褒められて気持ちよくなっていました。
転職後の会社は、ほとんどが800点以上でした。
既に英語使って仕事しているから、受ける必要もないという考えの人も多いです。
英語を勉強していない人に向けて、TOEICの点数を自慢することは出来ます。
世の中には、上には上がいるので、TOEICの点数を自慢しても意味がありません。
英語は、何か目的を果たす為の手段にしかなりません。
TOEICが高得点だと自慢して、優越感に浸っても何も得ることが出来ないのです。
そもそもTOEICの点数を比べることはありません。
会社にとって重要なのは、英語使ってあなたは何ができるのか?ということが重要であり、TOEICの得点が重要ではないのです。
TOEICは手段であって目的にしてはいけない
英語は、英語圏の人とコミュニケーションをする手段であって目的ではありません。
目標点数に到達した後に、何がしたいのかを考えておくことが重要です。
「海外支店に異動したい」「外資系企業に転職したい」など、その目的を持っていないと、せっかくの学習がもったいないことになってしまいます。
会社の入社や昇格時の節目で、英語力があるかどうかの評価対象にはなります。
しかし、普段の業務の中では、仕事の成果を上げることの方が重要です。
TOEICの点数を自慢するだけの為にTOEICの勉強をするのであれば、本業を頑張った方が良いと思います。
また、TOEICは終わりのない試験です。
TOEICを教える先生になることが目標であれば、満点を目指しても良いと思います。
そうでなければ、目標点数を決めて区切りをつけることが必要です。
私の目標は、英語で顧客に提案を評価され、サービスを買ってもらうことです。
私は730点を獲得したら、実践で英語を使えるように英会話に移行しようと考えていました。10点足りていませんが、英会話を学習の中心に変えました。
目標に足りる点数まで獲得できたと思えば、最終目標に到達する為に次のステップに進むべきだと思います。
外資系企業は、TOEICの点数は高い点数が求められると聞いたことがありませんか?
同じ英語を話すのに、外資系企業の方が求められる点数が高くて、日系企業の方が求められる水準が低いのは変ですよね。
外資でも日系でも使う英語は同じはずです。
外資系の方が求められる水準が高いというのは、間違っていると思います。
TOEICは、英語のポテンシャルを見るための試験です。
外資系で実務レベルの英語力を求めるのなら、TOEICの点数ではなく、英語を使った職務経歴を聞かれます。
私も英語の実務はなくても、英語を話せる可能性があることで転職できたと思っています。
入社がゴールではないので、入社後も学習をしています。
履歴書の書き方が気になる方は、こちらの記事を参照してみて下さいね。
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TOEICの評価される点数まとめ
入社時や昇格時などの節目で、TOEICの点数は評価の1つとして使われます。
でも、それだけの為にTOEICの勉強するのはもったいないです。
せっかく勉強するのなら点数だけを追い求めず、英語を使って何をしたいかを考えてみましょう。
地道な努力が必要な英語ですが、身に付ければ自分の可能性を大きく広げることができます。
私も継続して勉強中です。
頑張っていきましょう。
英語の勉強を効率よくするのなら。すき間時間にも学習ができるスタディサプリが良いと思います。
英語が苦手な方が最初に取り掛かると良い参考書をまとめているので、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
私は、3冊の参考書を終わらせてからスタディサプリに移りました。
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